
こんにちは!ゆう(@yuu_nonbirifx)です。
この記事は地味な内容ですが、「一目均衡表の値幅観測論の目標値」について解説しています。
トレンドの目標値がわからないって人にピッタリの内容です。
意外と意識されているので、ぜひ自分のワザのひとつとしていってください。
この記事を読めば、今FXで勝てていないあなたでも、目標値がかんたんに出せるようになります。
とその前にエリオット波動のことを理解していると、より理解が深まります。
よかったらこのエリオット波動の記事も読んでみてくださいね。

FX歴11年目の筆者が解説します。
では本文いきますね。
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一目均衡表の値幅観測論
一目均衡表には「値幅観測論」というものがあり、過去の値幅から今後の値幅を計算して予測するという理論で、4種類あります。
- E計算値
- N計算値
- V計算値
- NT計算値
ではここから実際にチャートでひとつづつ見てみましょう。
E計算値


エリオット波動1波のABの波をコピーして、Bから先に移動します。
そうするとCという、目標値が出てきました。
これが「E計算値」です。
一番トレンドが伸びた時に目標にされやすいところです。
エリオット波動1波ができた時点で、E計算値の目標値を出すことができます。
基本的にこのCの目標をこのトレンドの最大目標としています。

つまり1波のサイズがわかれば、そのトレンドの行き先が読めるってことニャ。
N計算値

エリトット波動2波のBEの先、EにABのラインを移動します。
これで出てきた目標値Dが「N計算値」です。
これは「フィボナッチエクスパンション」の計算で100%で出てくるラインと同じものです。
それだけ意識されてる目標値なんですよ。
エリオット波動2波ができた時点で、N計算値の目標値も見つけることができます。
第二目標として私は使っています。
V計算値

エリオット波動2波のBEをコピーして、Bの先に移動します。
ここで出てきたのFが「V計算値」です。
トレンドが弱いときに出てくることが多いです。
これもエリオット波動2波ができた時点で、V計算値を出すことができます。
第三目標です。

つまり第1波、第2波までわかれば、これらの目標値は出せるんだニャ。
NT計算値


このNT計算値は出現率が高くありませんので、私はスルーしています。
とりあえずはかり方を‥。
エリオット波動1波起点のAと、2波終点のEを結びAEラインを作ります。
それをEから先に移動し、出てきた目標値Gが「NT計算値」です。
これもエリオット波動2波ができた時点で、NT計算値を出すことができます。
初心者向け値幅観測論のやり方

・・とここまでいろいろ解説してきましたが、初心者さんはきっと??ってなっているでしょう。
具体的な私のやり方を紹介します。
NT計算値はやってませんのであしからず。

①まずエリオット波動の1波ABと、2波BEのラインを引きます。

②次にABのラインをふたつコピーして、BとEにそれぞれ移動します。
BEのラインもコピーして、Bに移動します。
そうすると上の画像のようになります。
➂各ラインの先に水平線を引けば、簡単にE・N・V計算値が出てきました。
かんたんでしょう?
値幅観測論を上昇トレンドにあてはめてみた例

①まずAでレンジブレイクしたので、BCをエリオット波動の第1波と認定。
②BCラインをコピーしてCの先に置き、「E計算値の目標値」Eが出せました。
➂その後エリオット波動の第2波のCDができたので、DにBCラインをコピーして、「N計算値の目標値」Nが出せました。
④次にCDをコピーして、Cの先に置くと、「V計算値の目標値」Vがだせました。
こんな感じでやっていきます。
今回は「N計算値」が目標だったようですね。

一目均衡表の各目標値をうまく使いこなそう!


一目均衡表の各目標値の解説でした。
この記事で解説したラインは全部茶色の水平線で示しておきました。
上の記事の下降トレンドは目標値「V目標値」のFと「N目標値」のDあたりがターゲットだったようです。
一目均衡表はラインぐちゃぐちゃの見にくいチャートセットが有名ですが、じつはいろんな理論があります。
この記事の「値幅観測論」はいまだに有効です。
特に「N計算値」「E計算値」は多用しています。
あなたもこの機会にぜひ自分のものにしていってください。


一目均衡表をチャートに出してみたニャ。
…これどうやってみるニャ??
線がもじゃもじゃ・・だニャ。
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エントリーしても目標がどこなのかわからなくて、チキン利食いしてしまいます。
せっかく利益がまだ伸ばせたのに‥イライラします。